Hot N2 ヒータ

真空排気配管を常に清浄を保つ新ツール

半導体・液晶製造装置の排気ラインは大量のパウダーにより常に汚染や閉塞の危険をはらんでいます。
HOT・N2は既設の希釈用N2ガスを利用して、これらの諸問題を低コストで防止、解消します。
HOT・N2はクライオポンプの再生時間短縮、ロードロック室のパージにも利用できます。

 

従来技術との比較

排気配管を外側から保温してパウダーの付着を抑制する技術は従来からありますが、これは配管内壁のみの保温となるため形状が複雑になると保温が不十分な箇所にパウダーが付着・成長します。
一方HOT・N2は配管内の全体を昇温するので、配管の形状を選ばずパウダーの析出を抑制し、配管内の閉塞を防止することができます。

HOT・N2 写真

HOT・N2の取付方法

  • 真空ポンプ直後や排気管の途中に取り付けます。
  • 既設の希釈用N2導入口があればそれを利用します。
HOT・N2 図

 

HOT・N2の設置効果

プロセス マシン 取付位置 効果
P-CVD装置 Centura VP直後 デポ体積が激減
P-CVD装置 ConceptⅡ VP直後 真空ポンプの故障減
ドライエッチング装置 METAL Centura VP直後 排気管のダストトラブル減
ドライエッチング装置 M-308 VP直後 バブルの閉塞トラブル減
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