うえだ通信

2018-10-31

金融機関

地方の銀行の半分は本業赤字と言われているが、当社の様な中小零細企業でも金融機関との取引は重要。
お客様からの入金、仕入先への支払い、手形の割引、時には運転資金の融資など多様だ。
売上げ規模に比例して付き合いも深くなると銀行の姿勢について気になることも増えてきた。

 

その一部を挙げると
・顧客との約束を守らない
水準より高いと思われる金利の見直しをお願いすると、行内の事情や、まだ検討中などと回答を何ヶ月も先延ばしする。
最終的に当方から迫るとゼロ回答。
都合の悪いことは放置したり先送りすると問題は増々深刻化して顧客からの信頼を失うことを言っておきたい。

 

・貸し手の立場を利用
融資を受けると態度が急変する。
手数料は負担するから信用保証協会融資にしろ、カードを作れ、高金利の個人ローンを紹介してくる。
融資と引換えに顧客の嫌がる商品を売りつける、昔ながらの銀行商法はかえって自行の信用を落しめることに気付いて欲しい。

 

・営業担当者は“子供のお使い”
顧客回りするのは大概若手行員が多い。
当社に来るのも新人で、上司からの指示をそのまま実行するだけ。
そのサービスや商品がお客様の利益に叶うものなのか、自分の頭の中で考えることが出来ない。
スルガ銀行の様に上司の指示に絶対服従のパワハラ銀行になっている。
低金利時代に入って預金と融資の利ざやで生きていくビジネスモデルはとっくに崩壊しているのに顧客目線とは程遠いこの銀行のHPを見ると“お客様に愛される県民銀行を目指す“と頭取氏が宣言しているのが悲しい。

 

西脇の柿の木

 

菜園の片隅の柿の木は毎年この時期に実をつける。
焼酎で渋抜きして美味しくいただきます。
ブログ意見受付
Copyright © 株式会社テクノス All Rights Reserved.