うえだ通信

2021-04-30

人生年表

歴史年表は学校の歴史の時間に教わった。
縄文時代あたりから現代までの1600年間を各々の時代に区分けしてその時代の出来事を学んだものだ。
一方スケールは違うが人間の一生80年間を振り返った「自分史」を私費出版する人も居る。
現役をリタイヤした人が多く、生い立ちから学校、社会人生活の苦労談エピソードを文章、写真でまとめている。
そして、お世話になった人々への感謝の言葉で締めくくる。
私の叔父もその一人。
そこで私も恥多き過去を顧みず、超簡単自分史をまとめてみた。

 

1969年(18才)
紡績大手の合成繊維子会社に就職。
定年までの順風満帆の人生を夢見る。
まだ高度成長の時代だった。

 

1973年(21才)
オイルショックにより原油高騰。
合成繊維のコスト大となり石油を原料とした輸出型産業のビジネスモデルが成立し難くなる。

 

1976年(24才)
希望退職、出向などのリストラを経験、まだ若かったため人員整理の対象から免れる。

 

1979年(28才)
東京の取引先へ出向。転籍の勧めを断ってなんとか2年後に復帰。

 

1985年(34才)
プラザ合意によりドル235円→150円高。
いよいよ付加価値の低い輸出型産業が立ち行かなくなる。
この時期、会社に頼らず自分の足で歩くことを決意。

 

1989年(38才)
自己都合で退職。以後転職を3回繰り返す中で半導体産業に出会う。

 

2005年(54才)
㈱テクノスを起業。過去に培ってきた“排気系粉体トラブル対策”をミッッションとした課題解決型メーカーを目指す。社員は家内1人。

 

2008年(57才)
リーマンショック!仕事が激減する中、創業以来初めて月次決算赤字となりうろたえる。

 

2017年(66才)
半導体業界がスーパーサイクルと呼ばれる好景気となり、当社も創業以来最高売上を記録。

 

2018年(67才)
前年の好況から一転、売上急減、調子に乗り過ぎていたため初の赤字決算。

 

2021年
身の丈にあった経営を心掛けて現在に至る。

 

個人的にはこの間、離婚、再婚を経験。
経済的には妻のアルバイト収入に頼る時期もあった。
思い返せば折々の政治・経済の変動に翻弄された感もあるが、最終的には自分自身が頑張るしかないのかと思う。
加えて多くの人に助けられた思いも強く感謝の気持ちでいっぱい。
歴史年表と較べれば人間の一生なんて一瞬で終わるチリみたいなもの。
以上が超簡単「私の自分史」でした。

 

4月の菜園

 

サニーレタス サニーレタスは沢山収穫しました。
サラダ菜 サラダ菜はカタツムリが住んでいますが、
柔らかく美味しいと評判です。
リーフレタス リーフレタスは沢山芽が出ました。
ラディッシュ ラディッシュも発芽率100%でした。
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