うえだ通信

2024-01-26

視聴者参加型番組

私はテレビをよく見る方だ。

中でも視聴者が参加する好奇心満足型番組をよく見る。

いくつか例を挙げると

 

  • 他人の人生をちょっとだけ垣間見る
    “家について行っていいですか?”という番組がある。
    視聴者の興味を引く様な特異な過去や特技を持った人だけを編集していると判っていても、皆さんいろいろな人生を歩んできているのに感心する。
    振り返って我が家にTVクルーがついてきても披露するような特異な過去や特技はない。

 

  • バナナマンの日村が全国に出張して地元の住民に美味しい飲食店を紹介してもらう
    “バナナマンのせっかくグルメ”という番組がある。
    そこでは地元の評判の店が紹介される。
    地方にもこんな美味しい料理があるのか・・・と毎回感心したりする。
    振り返って私がインタビューを受けて地元の美味しい店を挙げることが出来るのか甚だ疑問だ。
    私が行く店は安い旨い早いちょっと汚い、こんなディープな店になってしまう。

 

  • こんな所に人が住んでいるのか!TVディレクター扮する捜索隊が田舎の最奥にある人家を尋ねる
    “ポツンと一軒家”という番組がある。
    そこに住んでいるのは先祖伝来の家や田畑を守って頑張っている高齢の夫婦が居たりする。
    電気、ガス、水道のない超不便な生活が都会人に受けているのか高視聴率番組だ。
    私も兵庫県の田舎で菜園を営んでいて、夜には猪、鹿が出てくる村落だが特に提供できる様な話題はない。

 

以上の番組を見て我が身を振返ってみたがTVで紹介するほどの面白い人生を歩んでいないことは確かだ。

しかしこれはこれで良かったと思う。

 

やさい畑

兵庫県西脇市の菜園の雪景色
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