うえだ通信

2024-11-28

貯金箱博物館見学

私の住む尼崎の自宅近所に尼崎信用金庫が運営している“世界の貯金箱博物館”がある。

尼崎に30年近く住んでいるがつい訪れることはなかった。
貯金箱よりも、その中味の方に興味のある私だが(笑)先日の日曜日に覗いてみた。世界中の古代から現代まで62ヶ国、25000点を超える貯金箱を収蔵する世界最大級の貯金箱博物館。

貯金箱のルーツは今から2100年前の中国の前漢時代の墓から出土した“貯具器”と言われている。
青銅製の円形筒のもので中に子安貝を入れていた。
今でも財貨に関する感じに「貝」という字がついているのはそのため。

貯金箱といえば豚の形をしたものが多い。
中世ヨーロッパでピッグ(Pygg)と呼ばれた粘土で作るところを職人がピック(Pig/豚)と間違えて作ったのがルーツと言われているが、豚は一度に10匹程の子を産む繁栄のシンボルであったり、豚は皮も肉も骨も無駄なく使えるところから無駄遣いのない存在として大切にされてきたなど諸説ある。

博物館の隣にはコインミュージアムもあって、こちらには世界170ヶ国の金貨や銀貨が展示されている。

 

見学後記

我が街にこんな立派な博物館があるのを知らなかった。

貯金箱や金貨を見ただけでお金持ちになった気がして有意義な日曜日を過ごすことが出来た。

昨今、スマホで簡単にキャッシュレス決済が出来たり、貯まったポイントを投資、運用までしてくれるサービスがあったりする今、コインも貯金箱もその役割が変わってきている。

 

うえだファーム

ハクサイ収穫
米粒より小さい種子から、こんなにデカイ野菜に成長する。
いつも不思議に思う。

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