うえだ通信

2019-08-30

半導体はどこまで進化するのだろう

この課題は識者の間でいろいろ議論されているが“ムーアの法則”に対する見方を検証することである程度判ってくる。
「チップ上のトランジスタ数が微細化により2年で2倍になる」
これは1965年にインテルの創業者のひとりであるゴードン・ムーア発表した経験則である。
過去の半導体微細化の実績を見ると略2年でプロセスルールが0.7倍になっている。
今や台湾TSMCや韓国サムスン電子では7nmを量産化、5nm・3nmも視野に入っていると言う。
驚異的な進歩と言える。
一方、近年ムーアの法則の終焉を唱えている研究者の論拠はトランジスタが原子レベルにまで小さくなり限界に達するとの事。
そしてそれが1.5nmあたりと見ている。
しかし現実は微細化とは別に狭いチップ面積に3次元多層配線形成により集積度を上げることで“疑似ムーアの法則”(私の造語)が少なくとも10年以下続くものと思われる。
トランジスタ微細化のメリットは高速化・低消費電力化・高集積化そして低コスト化が挙げられる。
併せて優れたソフトウェアがどんどん世の中に現われてくる。
巨大プラットフォーム企業GAFAは半導体チップの設計に乗り出している。
これからのデータ社会を支えるキーデバイスはまちがいなく半導体である。
この業界に身を置く者にとってムーアの唱えた法則は大きな道標でもあり、これからも進化が続くことを願っている。

 

丹波の黒豆

西脇市黒田庄にある私の菜園から車で5分も走れば丹波市に入る。
朝夕の気温・湿度の差など当地の気候が黒豆栽培に適しており“丹波の黒豆”はブランド化されている。
12月まで待って黒豆として収穫するよりも、10月頃未成熟な時に青豆(枝豆)として塩茹で食べるのが美味い。
これで飲むビールの味は格別だ!

 

畝 今年初めて近所の農家に勧められてひと畝お借りして挑戦した。
ひと畝と言っても90mもあり、140株の苗の植付け・草取りは結構しんどい。
家庭菜園のレベルを超えている。
枝豆畑 近隣の枝豆畑では貸農園になっているところもある。
ビール好きはどこにも居る。
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